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2020/5/6

手で糸を紡ぎ、天然染料で染め上げられ、カシュガイの女性たちの手により、１枚１枚手間暇かけて織られた、「ギャベ」（ギャッベ）が原産地イランより大量入荷いたしました。

日本人にとってのギャベ（ギャッベ）の魅力
ギャベは、イラン高原南西部に住むカシュガイやカシュクリ族といった遊牧民によって織られてきました。遊牧民と共に生活する羊の上質な純毛を刈り取り、人の手で紡ぎ、大地の恵みで染め上げられます。
・赤色は茜（ローナスの根っ子部分）
・黄色はや主にザクロの皮やジャシールという野生の草
・青色はインディゴ
・茶色はクルミ
といった染料で染めた羊毛を、手間暇かけて遊牧民の人々によって手で織り上げられます。

手織りである為、その出来栄えは様々です。まっすぐに織ったつもりが、少し曲がっていたり・・

また、草木染であるが故に、一枚の絵柄でも少しずつ色むらがあったり・・

このあたりがギャベの持つ、〔味〕・〔個性〕とも言えます。
また、ギャベは他の絨毯と比べると毛足が長く、弾力性に富んでおり、ふかふかで、絨毯の上で寛ぎたくなるでしょう。

ギャベには下絵も何もなく、織り手が心に思うがまま即興で織り上げていきます。
その題材は遊牧生活の舞台である美しい自然、織り手の毎日の生活や身近に起こった出来事などであり、ときにはその願望などをギャッベに託して表現することも。
織り手の人となりや世界観を垣間見せるギャベはまさに絵画のような印象をもつものでもあり、同じギャッベは世界にふたつとありません。

 

最上級の部族絨毯「ヤラメ」のギャベがたくさん！
温かみを感じさせる手触りと色使い、そして幾何学的な紋様もあります。

 
ヤラメ（Yalameh）とは、ペルシャ絨毯でも有名な古都イスファハーンの北の町でヤラメ族によって織られた絨毯です。ギャベを織るカシュカイ族の中でも早い段階で定住生活に入ったグループで、現在では古都イスファハンからシーラーズの間のエリアに点在して多く暮らしています。部族の独特なカラーと想像力豊なデサインは最高級の部族絨毯（トライバルラグ）として知られています。

細かく美しい模様、やわらかく光沢のある質感が特徴。

現在、まだ日本ではあまり知られておりませんが、既にヨーロッパでは人気が高く、アンティークや和室とも相性が良いデザインは日本でもじわじわと人気が高まりつつある逸品。

 

本場イラン直輸入ですので、逸品ものしかございません。サイズも色々取り揃えております。

まだまだ、大変な時期では御座いますがお部屋を少しかえてみてはどうでしょうか。居心地の良いお部屋でステイホーム、新しい生活様式を楽しみながら取り組んでみてはいかかでしょうか。
城山家具では新型コロナウイルス対策に取り組んでおりますのでご安心ください。皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。

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